2年前の話しです。
最近、歯が痛いって本当につらいなと思い出す機会があったので、つらつら書いてみます。
親不知を抜きましょう
ある日、いつも通っている歯科クリニックの先生から「左上の親不知を抜きましょう」と言われました。
特に痛みもないし、自分では何も違和感がなかったのでビックリです。
理由を聞くと、
- 上顎に向かって斜めに生えている
- どんどん上顎を推していて、このままだと上顎の骨を突き破る
とのこと。
え!
そりゃこわい!!
即、抜歯を決意です。
しかし斜めに生えいている親不知はクリニックでは抜けないんだとか。
紹介状を書いてもらい、自分が勤務している総合病院の歯科口腔外科にお世話になることにしました。
不具合が出る可能性
まずは親不知がどんな状態か診てもらいました。
「少し歯茎を切るけど、この状態ならすぐに抜歯は終わるでしょう」とのこと。
一安心です。
でも注意事項として、こうも言われました。
「親不知を抜くと、それによって口の中のバランスが崩れることがある」と。
そうなんだ!
じゃあしばらく気にかけるようにしなくちゃ。
この時は結構軽い感じで考えていました。
さて、この診察から1週間後、左上の親不知の抜歯は無事終わりました。
本当に一瞬でした。
歯茎を切ったけど全然血も出なかった。
痛み止めをもらいましたが1粒も使用せず済みました。
更に1週間後抜糸をして全ての行程は終わったと思ったのです。
痛い痛い痛い
抜歯をして2週間ほどたったある日、
ズキ。
親不知を抜いた隣りの歯が痛むような気がしました。
おや?
今まで何も問題なかったんだけどな。
どうしたんだろう。
不安がよぎりましたが、この時はまだ日中で、そこまで激しい痛みもなかったので仕事を終えて家に帰りました。
でも夜が深まるにつれ、どんどん痛みが増していきました。
ズキズキ。
そうだ!
この前もらった痛み止めを飲もう!!
全く効きません。
痛すぎて、涙が出てきます。
布団に入って横にはなったものの全く眠れません。
翌日、ぼんやりして出勤。
上司に事情を話し、朝一で歯科口腔外科の先生に診てもらうことにしました。
異常なし
「親不知を抜いてもらった隣りの歯が痛いんです」
「痛すぎて昨日の夜は眠れませんでした」
必死に事情を説明します。
でも「何も問題なさそうだよ」と言われました。
え!
こんなに痛いのに!?
ウソだ!!
「もっと強い痛み止め出すからそれで様子をみてみて」
その日、仕事はお休みをもらって家に帰りました。
強い痛み止めを飲みましたが、これも全く効きません。
ズキズキズキ。
その晩も痛くて眠れない時間を過ごしました。
まさかの結末
翌日、なんとかかんとか出勤し上司に事情を伝えます。
「うちの病院じゃなくて他の病院で診てもらったら?」
その日も仕事はお休みをもらい、近くの歯学部の病院で診てもらうことにしました。
担当してくださる先生に状況を伝えます。
「わかりました」
「もう一度一から調べ直します」
ってことでレントゲンを撮るところからスタート。
時間をかけて調べてもらいました。
「親不知を抜いた隣りの歯ではなく、下の歯に問題がありました」
ビックリ仰天です!
ずっと上の歯が痛い痛いと思っていたのに下だったの?
診断結果はこうです。
- 親不知を抜いたことによりかみ合わせが変わった
- 親不知を抜いた下の歯は、昔、虫歯治療をして詰め物がしてあった
- かみ合わせが強くなって、力いっぱい押したことにより、詰め物が神経にさわっていた
下の歯を治療してもらい無事、痛みからは解放されました。
いやー
上の歯が痛いと思い込んでいたのに下だったんだな
私の口の中の感覚も適当なもんだ汗
まとめ
下の歯の詰め物をとってもらったら、内部で虫歯が進行していました。
全ての治療をおえるまでに半年かかりましたが、もう眠れないほどの痛みにおそわれることはなかったので平穏な日々を取り戻しました。
不具合が出るかも
と言われていましたが、こんなに痛い思いをするとは・・・
歯が痛いと本当につらい。
こんな思いは二度としたくないなと感じた経験談でした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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